他担ジャニヲタ、舞台7ORDERに行く!〜異文化体験録〜
1つ前のブログにも残しましたが、舞台「7ORDER」に行ってきました。
私はとても仲の良い安井担がいて、その人に連れられて行ってきました。
ジャニーズしか通ったことのない私が、7ORDERに行って初めて体験したあれこれを残したい。異文化交流でした。
ジャニーズJr.としては約20年振りに退所報告を正式にし、全員でジャニーズ事務所を去ったLove-tune。
このLove-tuneはいま、7ORDERという名前で活動しています。
で、一体何をしているの?チケットは?ファンクラブは?グッズは?配信は?というアフィリエイトサイトみたいな質問に嫌な顔せず簡潔に教えてくれた安井担、ありがとう。やっぱ担タレなんだな、話がうまい
最近デジタル化したと言われているジャニーズ事務所ですが、一歩外の世界に足を踏み入れると世界は広いな、という月並みな感想を浮かべてしまいました。
どっちが良いとか悪いとかそういう優劣をつけたい訳ではないので、そこは一応書いておきます。
例えていうならスマートウォッチを身につける人いれば手巻き時計を愛おしく思う人もいる、という感じです。
ということで、
①今何を中心に仕事をしているの?
A.最近は、現場祭りらしい
8月末→舞台7ORDER東京公演
9月初旬→7ORDER神戸公演
9月中旬→豊洲PIT 2days
9月末→ファンミーティング@上海
10月初旬→イケダンMAXイベント@新宿御苑
10月末→真田個人舞台
聞いてメモするのが必死だった。いや現場多っっ
ちなみにその間に個人舞台のDVDが出たり、渋谷秋葉原の巨大ビジョン広告を見に行ったりやらtitty&co.の店舗を顕嵐がジャックしたり(※画像参照)やらと、結構忙しいんだよねーと嬉しい悲鳴を漏らしていた。
今月は特に多いらしいけど、いままでも個人仕事も合わせればなんだかんだ月1くらいで現場があったらしい。
週一のイケダンMAX
→TOKYO MXにて毎週木曜深夜 放送中の7ORDER冠レギュラーバラエティー番組
最近京都KBSで放送が始まったらしいが、なんとゴールデンタイムらしい。は?やばくない?
そして、FCでは期間限定で過去の放送を配信しているらしい。しかもBlu-ray化もするらしい。は?こっちは東京ドーム公演がDVDだぞ?と言いかけてしまったいや言った
②ファンクラブあるの?
A.ある。
でもジャニーズのように会員証や会報などはなく、月額450円+税のモバイルサイト会員を指す。
月額と考えるとジャニーズよりは高めに設定されている。
内容は、
先行申し込み、舞台期間限定ブログ、会員限定動画、雑誌の未公開カットの掲載、会員限定グッズの販売など
会員限定動画は、メンバーの誕生日企画(30分)やグッズ紹介(10分)など長めの動画が多いらしい。
③チケットどうやってとるの?方法変わった?
A.だいたい変わった。
上に記載したファンクラブ先行申し込みという面ではジャニーズと同じ。
でも、会員以外の申し込み枠が多い。
今回の7ORDERはファンクラブ、ローチケ、ネルケプランニング、劇場枠などがあった。
今回は1つの舞台なのに申し込みが5回以上あったらしい。
彼女に申し込みで協力したこともあったが、ファンクラブ以外は会員登録無料で申し込みできるものが多くてありがたかった。
だいたい、公式ツイッター( @7order_official )
や オフィシャルサイト( https://7order.jp ) に載るからそこからチェックすれば良い模様
④グッズは?
A.舞台7ORDERのグッズに関してで言うと、
会場とオフィシャルストアの2つで購入することができる。
オフィシャルストアは会場と同じものが売られてるので、公演に行く予定がない人も長蛇の列を作ったり代行を頼んだりしなくてもいい。
ちなみに、みんなだいすきアクスタも出てるよ!
ジャニーズと明確に違うのは、ランダムフォト。ブロマイドは誰のかを分かった上で買えるが、ランダムフォトはその名の通り中身が見えないようになっている写真を1枚200円で購入する。いわゆる、ガチャと同じだ。
ジャニーズにはこういう文化はあまりないから新鮮だった。
そして一番驚いたのは、ステフォがコンビニで印刷できる ということ。
ローソンのマルチコピー機に公演写真の一覧が表示されるので、そこから好きなものを選ぶ。そしてそのままローソンで印刷できるという仕組み。
ステフォを求めて早い時間から並んだりしなくても、全国どこでも何時でもローソンがある限りステフォが手に入る時代なのだ。
でも、これは心の底からジャニーズにも導入してほしいと思った。
⑤公演のライブ配信について
ジャニーズJr.の一部の公演でも取り入れられ始めたライブ配信。
もちろん7ORDERも配信がある。
ジャニーズJr.は大体500円でコンサート生配信、MC前までの約1時間がライブ配信されている。
しかし、7ORDERは3600円パック。公演時間すべて生配信、翌日再ライブ配信、期間内なら配信したものが見放題 となっている。
またモロが出演したロックオペラ『R&J』はCSにて放送されたこともあった。
提供されるものが違うので中身を聞けばこの金額には納得した。
※詳細はこちらにわっかりやすく書いてあります。
7ORDERのように、ジャニーズしか知らなかった私も世界に出てみるもんだなあ、と思いました。
ジャニーズもだいすきだし、7ORDERの世界も快適で今後も安井担に引きずられるがまま行ってみるのもありだなあとも思いました
しつこいけど、みんなが自己プロデュースしたオフィシャルムービー最高なのでみてください!
あとメイキングもある!かわいい!
めいくはっぴーおーだー!
銀河劇場でみた 7ORDER という秩序
※ネタバレ含
今、天王洲銀河劇場で公演されている舞台は「7ORDER」
7ORDERとは、ある7人だけで作られた舞台だ。安井謙太郎、真田佑馬、森田美勇人、萩谷慧悟、諸星翔希、阿部顕嵐、長妻怜央
2018.11.30、ジャニーズ事務所で約20年ぶりに公式に退所報告を残して去った7人組ジャニーズJr.ユニット・Love-tuneだ。
約20年ぶりにジャニーズJr.東京ドーム公演への計画が練られている裏でもう別の伝説は始まっていたのかもしれない。
そんな全員でジャニーズを去った異例中の異例の7人が名前を変え、場所を変え新たに7ORDERとなった。
その7ORDERが、初めての舞台を行うことになった。内容をざっくりいうと、AZ法(遺伝子により優劣を決められておりその最低ランクであるZランクは娯楽を楽しむことが禁じられている)のZランクの7人が集まり本来禁じられている音楽を使い革命を起こす、というものである。
1.2年前のジャニーズJr.を見ていたひとにはLove-tuneに何かが起こっていることは明らかだったと思うが、今回の話で核心に迫ることはもちろんない。
だけど、その時どんな空気を吸ってどんな暗闇にいたのか、どうして全員で退所したのか、なぜこの7人でなければならなかったのか、はよくわかる舞台だった。
そして7ORDERらしくない、ちょっと脆い部分も切り取られていた。
それぞれが自分の特技を断固「趣味」と言って、仲間になることを躊躇うシーンもあった。
ある人は6人みんな特技があって、最強じゃんと思った、でも俺には何もない、と言った。
ある人は苦しくて真っ暗で光が見えなかったと言った。
ある人はただ踊っている時だけは全てを忘れられたと言った。
ある人は痛みも悲しみも何も感じない、感情を失っていたと言った。
こんな言葉で言うのは浅はかだとは思う。でも、とても胸が苦しかった。
だってあんなにキラキラしていたアイドルの口からそんな直接的な言葉でこんな生々しい言葉を聞くことはあまりなかったから。そして、何より私はLove-tuneにとても強いイメージを抱いていた。
やりたいことを、やる。そのために周りの声も突っぱねられるひとたちだ、という側面がわたしには強く感じられていた。
だからこそ、こうやって他担のわたしにとっては、ひとりひとりの不安や葛藤もちゃんと描かれていたことは大きな意味があった。
私が側からみていたLove-tuneの強さは、周りから刺さる矢を鉄の鎧で突っぱねる強さではなくて、刺さる矢を抜きながらまた歩き始めることのできる強さなんじゃないか、そんな印象に変わった。
多分、痛みながらも歩みを止めることができない人たちなんじゃないか
みんなが戦に疲れてぐっすり寝ている間にも次の作戦を考えてしまう人たちで、たとえ這いつくばってでも進んでしまうひとたちなんじゃないかな
そして、
彼らが辛かったと同時に、ファンも心を削りながら大好きな人をただただ待ち続けていたんだな、ってファンの方々に想いを馳せた。
当たり前なんかじゃない、7人が舞台に立っていることも、待ってくれている真っ直ぐなファンがこんなにもいることも。
以前ブログに書いたことがあるけれど、私はLove-tuneのファンのファンみたいなところがあるから
今回も劇場で目をキラキラさせてブロマイドやポスターを眺めるファンの人たちを見て、やっぱりこの7人のファンは本当に真っ直ぐで素敵だと思った。
そして、そんなファンをここに連れてこられた7人のアイドル(今はこの表現が合っているのかは分からないけれど)としての技量は言葉にできないほど別格だと思った。
劇中も拍手に真っ直ぐで強い熱を感じた。
ただ好きな人のダンスに、歌に、演技に、言葉に、声に、姿に、全てに心の底から涙交じりの感謝を送っている、そんな風に感じられた。
警察に囲まれ、叫ぶ先は国ではない。AZ法を作りZから娯楽を奪った法務大臣なのだ。首相ではない、あくまで法務大臣なのだ。
そして、あるベーシストがリーダーに言う。残念ながら、おれらの武器は「これ」なんだよ、と。
これ、と楽器を指して。
そうだ、きっとそれが全てだと思った。
別に血を見て興奮したいわけではなくて、ただ自分たちの夢にまっすぐ歩めるための道を掻き分けただけ。
絆とか仲間とかそんな綺麗事だけじゃない、だけど、求めることはとてもシンプル、彼ららしい切り口だと思った。
やりたいことを、やりたい。
そして、この7人は物事の本質を捉えられるひとたちで、決して銃口の先を間違えない。
しかも絶対に引き金を引くことはない。
彼らはあくまでしたたかだけど、目の奥はギラギラと燃えているから油断した隙にあっという間に天下さえ取ってしまう気がした。
本気で革命を起こす気なんだと思った。いやもうやっぱり断言できてしまう、2018.11.30には全て始まっていたんだと。
安井謙太郎をリーダーとし一人一人が手を組んだ。そして安井謙太郎が1人で背負いこもうとした時、引き戻して全員で勝負に出た。
それも泥くさい戦い方なのに何故かキラキラと輝いていた。
彼らにどこか同情しているところがあったけど、そんなの無用だった。というか、彼らに失礼だった。
萩谷くんが言ってた、自分のせいじゃないって逃げ道はあちら、と。
長妻くんも、待っていたってきりがない、と。
やりたいことをやるために、ただフィールドを変えた。自分たちで世界を選んだ。
順番待ちとかほとぼり冷めるまでとか、そんな時間はないんだよね、7人には。
きっと7人の目指す夢は、誰かと同じスピードじゃ追いつけないからだよね?きっと
あとこの映像を自分たちで作ったなんて信じられない。おいおい、バンド演奏もできて、歌も上手くて、ダンスも踊れる、顔もいい、演技も上手なだけじゃなかったの?映像まで作れちゃうんだ…もう何ができないの?
この7人にできないことなくない?普通に
しかも一番怖いのはさ、
さなあらイベント、インスタ、ツイッター、アメブロ、YouTube生配信、メンバー4人それぞれ個人での舞台出演、iTunes配信、渋谷秋葉原ビジョン広告、駅の巨大広告、冠レギュラー番組、主演舞台、豊洲PIT2days、海外イベント、ファッションブランドと雑誌とのコラボ、これ全部さ、1年未満に7ORDERがしてきた仕事なんだよ(思い出せる範囲で書いたから抜けがあると思うけど)
環境とか自分で掴み取るものだよね、としか言いようがない。この仕事量、規模。
私は彼らを末恐ろしいと言ったことがある、ジャニーズを辞めてもまだその気持ちは一切変わってない。
こんなとんでもないことを出来る7人とこの仕事を任せてもらえる信頼と7人に関わっているスタッフ、まじでやべえな
7ORDER、いやLove-tuneがキーワードとして残した10年後とやらは、まじでどうなってんの?日本中に7ORDERって飛び交う時代が本気で来るぞ、これ
7ORDER=それぞれの秩序 で生きていく
私は他担だけど、純粋に7ORDERのパフォーマンスと歩み方が好きなのでそのみんなの秩序をこれからも見せてください。
ゲネプロ映像
千秋楽(9/8)生配信、そしてこの時間に見れなくてもディレイ配信あるらしいので興味のある方は下のリンクから
Love-tune担ではない他担が『ニート・ニート・ニート』を6回見た話
どうも。他担です。
元ジャニーズJr.内ユニットLove-tune所属の安井謙太郎くん主演、森田美勇人くん出演の 映画『ニート・ニート・ニート』の話をします。
安井くんの担当でもなければ、森田くんの担当でもない。Love-tuneに担当がいるわけでもない。はい、なんの該当もしていない他担です。
Love-tuneのこともあんまりよく分かってるなんて言えない、本当に他担です。
だけど、他担なのに自担も出ていないこの映画を6回見に行った。(決して多くはないけど、かつての自担の映画も飽きて2回くらいしか行かなかった私にとって6回は驚異的な数字)
きっかけは身近にいた安井担。安井くん主演の映画が決まったと泣いて喜んでいた彼女。しかもクズなニート役だよ!?最高だよ安井くん最高だよ…と念仏のように唱えていた。でも、わかる。すごく。
闇金ウシジマくんとかそういう類の映画が好きだった私は、クズなニート役をジャニーズJr.がやると聞いて期待に胸躍らせた。夢を売ってるジャニーズのクズ役ほどハマれば私の中で一生ものだ。
公開するまで主にこの安井担からの情報をところどころ得るくらいで、特に自分から情報網に根を張っていたわけじゃないことを承知で聞いてほしい。
映画の内容は、結構満足した。とても楽しめた。 月子の涙に胸が苦しくなったし、当時逃げたいことから逃げる勇気も持たなかった私にとってニートたちを見ながら意外にも逃げるのも悪くない、なんて思ったり。キノブーのパンッパンに膨れた肥満期は何度見ても見慣れなくておもしろいし、それに、北海道に行ったことのない私にとって雄大な大地そのものが美しくて魅力的だった。
何よりセリフが好きだった。言い草というのか。安井くんが恐ろしいほどに下ネタも最低なことも平気で吐く。
みんなのキャラを把握して、それぞれが活きるタイミングで話題の中心に、時にはスパイスにすっと入れ込む。
デジチケ導入で開演が大幅に遅れた「ジャニーズJr.祭り@さいたまスーパーアリーナ」で姿を現さずともひたすら言葉で場を繋ぎ客を楽しませ続けた功労者。
決して自分からは言わないけれど、他の人のエピソードから安井くんの面倒見の良さが感じられる。私の見ていたジャニーズJr.総監督安井謙太郎はそんな人だった。
その安井謙太郎が、自然になんの突っかかりもなく、普通にクズで最低なレンチという役をナチュラルに演じている。
ニート3をみた人なら分かると思うが、河原で火を起こしてやくざに追われる理由を話すレンチは最高にスカッとする程クズだ。
だけど、またこの最低なレンチに、勝手でコドモなニートたちに会いたいと思ってしまう。
ニートとニートとニートと家出少女と旅に出たいと思ってしまう。そして気づいたら、映画館にいる。その繰り返しだった。
安井担の付き添いみたいなところもあったけれど、だけどそれだけじゃない。純粋にニート3という作品が大好きで何度もスクリーンでみた。
結果的にクレジットに(Love-tune)と書けなくなったかもしれないけれど、Love-tuneというその名を残すために動いてくれたり、期間中に退所報告をすることと大人の責任、と我がごとのように、矢面に立ってくれた大人がいたこと。うまく届けられない思いを抱きしめて受け止めてくれた共演者がいたこと。きっと色んな思いがあったのだろう。そこまでは分からない。
だけど、行った上映回全てで涙を啜る音が聴こえてきたこと、愛おしそうに映画館のポスターを眺めていたひとたちがいたこと。時には館内で想いを馳せたり、Twitter上でも映画館を始め様々な公式アカウントたちが決起大会のような熱いメッセージを交わしていたこと。
挿入歌であるCallが流れる度、隣で安井担が泣きながら笑っていたこと。
これは私がこの目で見たものだ。
そして、私がニート3をみていて印象に残ったこととまた見てしまった理由。
他担だからこそ、冷静にみれるところもあって。特別に熱い感情を入れ込まず冷静にみていても、やっぱり愛されている。逆境のこの時に向けられる愛は、やさしさは本物だ。
本物の愛を愛で包まれているこの作品にまた触れたいといつのまにか気づけば6回。
あったかいなあって。本当に心地がいい。
この世で最終的に一番人の心を動かすのは 愛だ。安井くんと美勇人くんが背負ったLove-tuneという名にもある、愛だ。
そう思わされた。そんなニート3期間だった
Love-tuneも、Love-tuneのメンバーも担当にはしたことがないけれど、
こんな状況になっても、ジャニーズにいる間、彼らは曲を自分たちで作る力も奏でる力も、バンドしながら派手に魅せる力も、ペンライトや掛け声で会場を1つにすることも、はたまたコンサートにおけるジャニヲタの命とも言えるペンライトを置かせることもできる力を培っていた。『夢』『忘れらない思い出』『10年後』という胸から離すことのできないキーワードを残す策士ぶり。ファンを巻き込む天才だと思う。そして、逆境の中で、こんなにも本物の愛で守ってくれる大人も熱い大勢のファンもいる。
このLove-tuneというユニットが、単純に末恐ろしい。
名前は消えても、やってきたことは消えない。
そのものだ。
勤労感謝の日に公開、そして2/10(ニートの日)まで、そしてこれからも、あの時、ニート・ニート・ニートという作品を私は見て心を震わせたんだという気持ちを忘れないでいたい。
宮野監督、エキストラも含めニートニートニートの出演者の皆様、制作スタッフの皆様、関係者の皆様、
素敵な作品を届けてくださって、ありがとうございます。
また皆様の仕事がみたいです。
どんな形でこれから7人が新しい道を進めるのかは分からないけど、こんなに人の心を動かして、夢を奏でて愛で切り開いていく姿をまじまじとみせられて自担も負けてられないなって思った。
他担だけど、ニート3も、Love-tuneのことも、だいすきです!なーみんなー??